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お盆の時期になると松島四丁目公園(通称パンダ公園)では恒例の夏祭りが開かれます。
幼い日 大人たちの背中越しに垣間見た夏祭、ときめきと胸騒ぎ 少し寂しさの入り混じる夏祭です。
そこではアセチレンたいてあんず飴売ってますよ、相も変わらずにぎやかなんです。
二人でこさえたおそろいの浴衣を今夜も二人で着ます。
大人も祭は楽しみです、歳とともに誰もが子供に帰っていくと人は言う、けれどそれは嘘ではありません。
日が暮れて、公園の茅蜩がかなかなかなと去りゆけば、山の端に宵の明星が見えてきます。
夜の帳が下りると、スカイツリー方面には遥か消えていく遠花火。

作家名	Paul Landryさん
データ	スケール：N サイズ：30×21cm
個展	Paul Landryさんの個展ページ