実家じまいの前にジオラマで残すという選択──オーダーメイドジオラマ「思い出の家」よくあるご質問とお答え

実家の外観イメージ写真

家を手放すときに訪れる気持ち

「親を介護施設に預けることになり、家を片付けることにした」
「実家を建て直す予定だけど、古い家をそのまま残しておきたい」

そんなご相談をいただくことが増えています。
家を手放すことは避けられない決断ですが、多くの方が「寂しい」「記憶がなくなってしまうのが怖い」と口にされます。

私たちのサービス「思い出の家」は、その気持ちに寄り添い、実家をジオラマとして残すお手伝いをしています。

完成した家のジオラマ模型
お家の模型、オーダーメイドジオラマの詳細はこちら


今回は、実際のお客様からよくいただく質問と、それにどうお答えしているかをご紹介します。
この記事を読んで気になることがあれば、お気軽にご相談ください。

オーダーメイドジオラマ よくあるご質問とお答え

❓ Q1. 実家を完全に再現できますか?

👤 お客様:「昔の家をそのまま再現できますか?」
💬 店長:「完全再現はできませんが、写真やエピソードをもとに“思い出の中にあるお家”へできる限り近づけます。」


❓ Q2. 写真が少なくても大丈夫ですか?

👤 お客様:「写真があまり残っていないのですが…」
💬 店長:「大丈夫です。似た建物を参考にしたり、お話を伺いながら再現度を高めます。思い出話そのものが何よりの資料になります。」


❓ Q3. 庭や周辺も作れますか?

👤 お客様:「子どもの頃に遊んだ庭や、大きな木も思い出で…」
💬 店長:「はい!むしろ私たちの得意分野です。図面にない遊具や植木、あえて傷んだ様子なども大切な思い出ですから、ジオラマで丁寧に再現します。」

庭や周辺の風景を含めたジオラマ例


❓ Q4. 費用はどのくらいですか?

👤 お客様:「高額だと難しいのですが…」
💬 店長:「基本は20万円から。費用を左右するのは大きさよりも“複雑さ”です。細部をどこまで残したいかを伺いながら、ご予算に合わせて優先順位をご一緒に決めていきます。」

シンプルと複雑なジオラマの比較写真


❓ Q5. 制作期間はどのくらい?

👤 お客様:「記念日に間に合わせたいのですが」
💬 店長:「通常は3〜6か月ほどですが、玄関だけ・一部屋だけといった切り取りにすれば短納期も可能です。」


❓ Q6. 準備しておくものは?

👤 お客様:「何を揃えれば良いですか?」
💬 店長:「写真、図面、そして思い出話。どんな小さなエピソードも模型に命を吹き込む大切な材料になります。」

制作途中のジオラマ作業風景


❓ Q7. 完成後に直してもらえますか?

👤 お客様:「少し修正したい時は?」
💬 店長:「有料の場合もありますが可能です。だからこそ、事前の打ち合わせを丁寧に行っています。じっくりプランを練りましょう!」


❓ Q8. 受け取り方法は?

👤 お客様:「ケースもついていますか?」
💬 店長:「お渡しは店頭または宅配便で。ケースはご希望に応じてご用意できます。」


❓ Q9. サプライズのプレゼントにできますか?

👤 お客様:「両親に内緒で贈りたいのですが…」
💬 店長:「もちろん可能です。ご指定の連絡方法だけで進め、ほかの方に気づかれないよう工夫します。」

ジオラマをサプライズプレゼントする様子


❓ Q10. 依頼された方の感想は?

👤 お客様:「みなさん、どんな反応を?」
💬 店長:「“頼んで良かった”というお声を多くいただいております。完成品を見て涙された方もいらっしゃって、懐かしさと安堵の入り混じった表情を拝見するたびに、私たちも胸が熱くなります。」

ジオラマを見て感動するお客様の様子


思い出を、安心して託してください

実家は、ただの建物ではなく「家族の歴史そのもの」。
2010年からオーダーメイドジオラマを始めて、納品実績80件以上。
私たちは、その思い出を安心して託していただけるよう、丁寧にヒアリングを重ねています。

「実家じまいを控えている」
「家の解体で寂しさを感じている」

そんな方にこそ、ジオラマは心を支える形になるかもしれません。

 

🌿 お気軽にご相談ください

 

何から聞いたらいいか分からない、という方も安心してご相談ください。
お家に対する思い出を伺って、条件に合わせた模型がどんな形になるか、一緒に考えさせていただきます。(資料をご用意いただく時間も含めてお打ち合わせが2か月程度。完全にご納得いただけた後に模型製作スタートしてさらに1~2か月に納品。全体では3~6か月程度の時間をかけてご用意することが通常です。)

この記事を書いた人

なおきくん(坂本直樹)

ジオラマ専門店「さかつうギャラリー」の2代目店長。2014年から鉄道模型専門誌「N.(エヌ)」で作例、ジオラマ用品紹介を連載。リアル店舗で接客、ネットではAIになって皆さんのご相談に乗ってます!(時々、知ったかぶり)

32歳でさかつうギャラリーに加わるまではジオラマ、どころか模型と縁のない人生でした。そんな超初心者、予備知識ゼロでもジオラマって楽しいと感じたので「ジオラマを楽しめる人は絶対もっといる、広めたい!」と思って続けています。いまは素晴らしいジオラマ作品や作り方をご紹介して、驚くお客様の姿を拝見するのが生きがいですね。

なおきくん人形は人形作家の「あかおかずみ」氏に作っていただきました。あかおさん、ありがとうございます!