タグボート「慶鳳丸」(けいほうまる)

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製作期間:2か月
実船について:日東タグ(株)のタグボート ディーゼル機関2基/各1800PS、推進器は川崎重工REX.ペラ KST.180-ZF/A×2基

作り方は毎回同じですが、小さい船を大きく(初めての縮尺1/50)作ったのでブリッジ内部装置が見えるよう、この模型はLED照明を付けました。
自画自賛ですが私に似てズングリムックリの船型が模型では見栄えがします。
模型船体のくり抜きは左右修正時に同時に行います。
仮止め(ビス止め)を解除してセンタラインからの左右寸法を測り、長い方を短い方に合わせて削り修正して左右寸法、形状を同じにし、この時に重量軽減のため船体をくり抜き、接着剤とビスで再度貼り合わせ固定して最終仕上げを行います。

私は1945年生まれ。三井造船玉野事業所の造船部門(修理)に50年程勤めていました。
60歳定年退職後、老後を考え「模型作り」を再開しました。
よって模型を支える構造はドックの盤木に倣っています。
特に船底構造(歿水部)に力を入れて作り保護亜鉛とかスラスタトンネル格子を付けています。

作家名 岡田敬三さん
データ スケール:1/50
サイズ: 実船寸法 全長38m × 最大幅8.8m 模型寸法 全長約80cm弱 x 最大幅18cm弱
個展 岡田敬三さんの個展ページ

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