えなか鉄道恵南線

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作者が作ったスライド動画と、作者へのインタビュー動画で作品の魅力に迫ります!
Web展示会ならではの新しい試み、どうぞご覧ください。

この作品が掲載された【月刊「地理」3月号】も、ぜひ合わせてご覧ください!!


「えなか鉄道恵南線スライド」



のなか先生「zoom飲みしてたら閃きました。ジオラマをつまみに座談会」2020/05/20収録

直樹のなるほど・ザ・ワード
「おいしさとうれしさと生き方をジオラマに入れたくて」
「私にとっては全部が楽しいシーン」

のなか先生、ありがとうございました!!

作品世界の情報誌「Kiibaoだより」

Kiibaoだより PDF




野中健一(のなかけんいち)(愛知県在住)
 中央西線沿線に住んでいた幼少の頃、駅に止まる貨物車でカタカナと数字を覚える。中学生になると、ローカル路線や森林鉄道の廃線跡を求めて各地へでかけるようになる。夜行列車(座席車)に寝泊まりを重ね、山の上から、海原に沿って走る列車を撮るために日の出前、雪の中を何十キロと歩くこともあった。炭鉱や工場で働くトロッコも探訪した。そんな経験もあってか、大学で地理学を専攻して仕事となり、北海道から京都まで各地の大学研究機関を経て立教大学文学部教授に至る。自然と人間との関わり合い、生物の資源化、環境認識を研究している(主な著書に『環境地理学の視座』昭和堂、『野生のナヴィゲーション』古今書院、『民族昆虫学』東京大学出版会、『ヴィエンチャン平野の暮らし』めこん、『自然と人間の環境史』海青社など)。職場の研究会で「文学部“テツ”学科募集中!!」を発表したことに端を発して、鉄道模型ジオラマを作りたい同僚らと2018年9月に「ママテツクラブ」をつくり、顧問となる。
 鉄道模型レイアウトは小学校の時から何度か作ってみたが、本格的に作り上げられたのは、40代なかばを過ぎてから。生活や調査のご縁をもとに馴染みある土地をモチーフに制作してきた。ただし、家族・土地・資金を勘案して、最大でも74×54cmで小さいものは直径30cmほどの小サイズ。趣味雑誌で紹介される(鉄道模型趣味誌850「都電日の出線」、同853「霧城鉄道木桧線」、Nゲージマガジン55「沼ほり線」、RM MODERLS282「えなか鉄道恵北線」など)。漫画家柳原望氏と共作の、レイアウトをもとにした物語とセットにしている(http://www.rikkyo.ne.jp/web/nonaka/nonakaresearch/nonakatetsu.htm)。
 音楽も趣味とし、へぼボーイズ(フィールド・フォーク)、マウンテンマウンテンズ(マウンテン・ポップス)、フィールド・オブ・フロンティアーズ(ブルーグラス鉄道歌を日本語で)でバンジョー、ドブロなどを担当。2月に廃線跡辿り歩き演奏をしたノリで結成した新ユニット「月ノ中」を目下練習中。本展示では拙作のスライドショーのBGMに使ったが、実は練習で始めて弾いたもの多数で相方に合わせようとモタモタしたり間違えたりしているので申し訳なし。コロナのため再録できず。今後要精進。時々石臼でソバを碾いている。


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作家名 野中健一さん
データ スケール:1/150
サイズ:幅60cm 奥27cm 高さ20cm

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