1/87 Honda RA272 1965メキシコGP

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1965年メキシコグランプリ。
おそらくはテストランか予選中のエルマノス・ロドリゲスサーキットの光景を撮った一枚の写真。
1.5リッターとしてはこれが最終戦となるため必勝を期すホンダは、エースドライバーのリッチー・ギンサーが入念にRA272をテストし、その感触を赤い帽子をかぶったチーム監督の中村良夫やナンバー2ドライバーのロニー・バックナムと話し込む…
一方壁際にもたれかかってスーツ姿のチーム関係者と深刻な表情で話し込むイネス・アイルランド。
彼はこのシーズンにレジ・パーネルレーシングがエントリーした旧型のロータスBRMで奮闘してきたが、そのフラストレーションも頂点に達したようだ。

この後は、
ホンダとギンサーは初のグランプリ優勝、
かたやアイルランドは予選中にチームを解雇され、代わりに起用されたボブ・ボンデュラントもレース本番ではリタイヤ。

まさにグランプリレースの光と影を予兆したかのような写真が表紙に用いられた『オートスポーツ1965冬号』…

そんな光景を1/87、iPhoneサイズで再現してみました。

マシンはどちらも缶コーヒーWONDAのオマケに手を入れたもの。

フィギュアはプライザー製を改造したものです。
(プライザーのモチーフはドイツ人なので、典型的日本人の中村良夫にはどうしても上手くヘンシンできませんでした)

水溜りやオイル滲みが残る荒れた路面、劣化した建物、独特の壁…ロドリゲスサーキットの特徴もややオーバー気味に表現しています。

意外に苦戦したのがピット上のテント。
iPhoneサイズにブッタ切っているため支柱が足りず屋根としての強度が心配でしたがなんとかなりました。
ちなみにこのために町田のオカダヤという大きな手芸材料店にストライプの布を買いに行くことに。

緊張感漂うピット前と、
本戦前のノンビリ感漂うピット上の観客席、
そんな対比がうまく伝わるといいのですが。

作家名 E49FXNさん
データ スケール:1/87
サイズ:iPhoneサイズ
個展 E49FXNさんの個展ページ

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