1962年ルマンのジャガーE−TYPEを1/87で!
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『ゼッケン10番のジャガーE-TYPEがピットイン、
給油を済ませ、ドライバーはロイ・サルバドリからブリッグス・カニンガムに交代!
いよいよこれから先行する2台のフェラーリ250GTOの追撃体制に入ります。
おっと、発進しようとしたE-TYPEに急遽ストップがかかりました!
何かトラブルでも発生したんでしょうか!?』
そんな、1962年 ルマン24時間レースのワンシーンを切り取って、
1/87スケールで再現してみました。
大きさはiPhone11と同じサイズです。
多少のデフォルメはありますが、
印象的な夜間ピットストップの写真を極力正確に3D化しようと思い製作しました。
建物は主にスチレンボードで製作し、リアルにするために紙粘土でコーティングしています。
さすがに広告看板などの考証は難航しましたが、
ネットの画像や動画、持っている写真集や当時の雑誌を駆使し、
あとは想像と推定によって、おそらく90%程度は正確なんじゃないかと思っています。
(なにしろモノクロ写真ばかりなので、色味なんかは最後はエイってキメちゃうしかありません)
あと木の部分は崎陽軒のシウマイ弁当の箱、フランス国旗はティッシュペーパー・・・適当に身近な材料も使ってみました。
もちろん深夜のピットインを表現するのでライティングも重要ですが、
ネットで見つけた極小LEDは初心者の僕でも大変使いやすかったです。
で、一番時間がかかったのはピットクルーや観客ですが、
小さなスケールのジオラマなので迫力を出すために、3階席や1階建物内のフィギュアは1/87ではなく1/100程度の一回り小さなモノを使っています。
遠近法を強調するのがその目的なんですが、
果たして効果のほどは・・・???
カニンガムカラーのジャガーE−TYPEはヘルパ製を大改造。ライトも仕込んだんですが、なんだか蛍みたいな感じです。
目を細めて下から見上げると、
瞬時に58年前のルマンにタイムスリップ!?
作家名 | E49FXNさん |
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データ | スケール:1/87 サイズ:iPhoneサイズ |
個展 | E49FXNさんの個展ページ |